心の病気に負けないための知識|メンタルヘルスナビ

医者とナース

早期発見の重要性

うつ伏せになる男性

嫌なことが起こったときや悲しいことが起こったときには、誰もが気分は沈んでしまうものです。しかし、時間が経てば、落ち込んでいた気分も回復して、いつも通り過ごしていくことができます。ただ、心の病気にかかってしまうと、落ち込んだ気持ちが長期間続いたり、何をしても元気が出なかったりするのです。症状がひどいと、日常生活に支障をきたすこともあります。いつもよりイライラする、不安な気持ちになる、ということは健康的な人でも起こるものですが、長く続いている場合は医療機関を受診した相談したほうが良いです。心の病気は、早めに気づいて、早めに治療することで重症化や慢性化を防止できます。ただ、自分では気づきにくい部分があるので、そういう場合は周囲の人が気づいてあげることも重要です。いつもより服装が乱れていたり、表情が暗くなったりするような変化は、心の病気の可能性があります。些細な変化や症状に気づくことが、心の病気の早期発見に繋がります。

精神科や心療内科などに通うことで、心の病気を治すことができます。精神科で行なっている心の病気の治療の1つとして、デイケアプログラムがあります。デイケアプログラムとは、社会復帰を促進している治療プログラムのことで、施設によってプログラムの内容は異なります。心の病気の治療というと、薬物療法のイメージが強いですが、デイケアプログラムでは音楽やスポーツ、料理などのレクリエーションを楽しむこともあります。デイケアプログラムは、施設によって対象やプログラム内容は異なります。うつ病の方が対象のプログラムもあれば、アルコール依存症の方のプログラムもあります。ですから、デイケアプログラムに参加しようと思っているなら、事前に確認しておいたほうが良いです。

心の病気の1つとして、PTSDがあります。PTSDは日本語で、外傷後ストレス障害と良い、過去に体験して怖い体験を何度も思い出して同じような恐怖を感じてしまう病気です。命にかかるような危険や、強い恐怖を感じたときは、誰もがその怖い体験を思い出してしまうものです。ただ、時間が経つにつれて、その怖い体験は過去のものとなり思い出すこともなくなっていきます。しかしPTSDの場合は、トラウマの体験をしてから1ヶ月以上経過した後でも、ずっと思い出してしまい日常生活にも影響を及ぼしてしまうのです。PTSDになる原因としては、交通事故や家庭内暴力、大規模な災害などがあります。地震が多い日本では、大震災の後にPTSDになる子供が多くいました。PTSDを改善するために大切なことは、安心を確保することです。安心や安全が確保されている場合は、そのような怖い体験を思い出すことも少なくなるので、自然に回復していくのです。しかし、症状が重かったり、重症化したりする場合は、病院で治療を始めたほうが良いです。PTSDの治療法として、持続エクスポージャー療法があります。この治療法は、トラウマとなっている記憶を思い出せて、その恐怖になれてトラウマを乗り越えるという治療法です。持続エクスポージャー療法を行なえば、70パーセント~80パーセント程度の回復がみられているので、とても高い効果があります。

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